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黒猫・アッシャー家の崩壊 エドガー・アラン・ポー

有名なのに読んだことがなかったので、チャレンジしてみました。


黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)
(2009/03/28)
エドガー・アラン ポー

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エドガー・アラン・ポーの短編集です。
萩尾望都さんのファンの方なら、この名前を見ると、にやりとしてしまうはず。モー様(萩尾望都さんのこと)の代表作、「ポーの一族」には、エドガーとアランという美少年が出てくるからです。

そういった興味もあって、ポーには以前もチャレンジしたことがあるのですが、その時は和訳が難解すぎてギブアップしてしまいました。。。

今回、新訳が出たとのことで、これなら読めるかもと再チャレンジ。やっと読むことが出来ました!!
でもやっぱり読み辛かった。。。

ゴシック編と題されたこの短編集には、6つの短編が入っています。
お話ごとの感想を下に書いてみました。


「黒猫」
主人公がひどすぎて驚きました! 主人公の一人称で語られるのですが、会話が殆どないですし、キャラクターの掘り下げがないので、何で昔は優しかった主人公が、こんなに極悪人になったのかがよく分からないです。???と思ってるうちに終わりました。オチは面白かったです。(有名すぎて知ってましたけど^^;)
この短編集の中では一番読みやすかったですね。


「赤き死の仮面」
これはモー様チックな話でした。読みながらモー様の絵が浮かんできました。
「赤き死」という疫病が国中に蔓延しているにもかかわらず、国王や貴族達は城に立てこもり、豪華な仮面舞踏会を繰り広げる。そして・・・というお話。読みづらいけど、話としては面白いです。


「ライジーア」
愛する妻が死んでしまった後、新しい妻を迎えるが、死んだ妻が忘れられずにいる男。そして・・・というお話。これはすごく読み辛かった! 雰囲気はいいんですけど、会話とかが全くないので、物凄く読みづらいです。


「落とし穴と振り子」
これはストーリーがちゃんとありました。異端審問にかけられた男が罰として落とし穴に落とされるというお話。映画の「ソウ」とか「CUBE」みたいな不条理っぽい雰囲気もあって、中々面白いです。
(しかし、ラストはよく分からなかったですね。壁がどういう仕掛けなのかが???でした。)


「ウィリアム・ウィルソン」
皆さんご存知かと思うので書いてしまいますが、ドッペルゲンガーものですね。これも読み辛かった。


「アッシャー家の崩壊」
有名なゴシックもの。これが読みたくて、この本を買ったようなものですが。。。物凄く読み辛かった!
(これもラストが分かりづらかったですね。沼に落ちるのが分からない。どーゆー構造だったのか??)


一冊を通しての感想は、兎に角読みづらい! です。
まず会話がないから、話があらすじっぽいです。展開やオチは面白かったりするのですが、いかんせんあらすじなので・・・読んでいてハラハラドキドキ、みたいなのはいっさいないです。あとはやっぱり昔の小説だからか、分かりづらい点が多かったです。ディテールは物凄く書きこまれているのですが、特にラストシーンに納得できるような説明がないですね。「そういうものだ!」と言われればそうなんでしょうけど。。。

文章は非常に詩的で美しかったです。

発想はとても面白く、ゴシックの雰囲気が漂う本です。発表された時代を考えると、けなすわけにもいきませんよね。有名な本ですし、興味のある方は、読んで損はないかと思います。





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非公開コメント

こんばんは!

ものすごく同感です!! 読みづれえええええ!!って思いました!
黒猫その他は青空文庫に入ってます。(旧訳のほう) なので読みましたけど、難しい。 フランスから日本語の訳が難しいのかも。 英文のはそれほど読みにくくないそうです。

今日日系スーパーでダビンチ、去年の5月号!と11月号各2ドルで購入しました。 古い雑誌が時々安く出るので。 でも文春は8ドル20セントでした~~。 ポーに関係ないですね、すみません。

Re: こんばんは!

>tomotanさんこんばんは!

>フランスから日本語の訳が難しいのかも。 英文のはそれほど読みにくくないそうです。

そうなんですね。不思議! あの難解な表現は英語ではどうなっているのでしょう? 言葉って不思議ですね。
ポーを主人公にした「陸軍士官学校の死」というやつが面白いと、このミスとかにのっていたので、それも読んでみたいと思ってます。^^

日系スーパーでは雑誌(古本?)も売っているのですね。文春高いですね!関係ない話でも全然OKです。嬉しいです。アメリカにはすごく興味あるので、是非色々教えてください!

こんにちは、はじめまして

こんにちは、はじめまして

エドガー・アラン・ポーは、好きです。萩尾望都さんの方が、もっと好きかもしれませんが。ちょうど、萩尾さんの「あぶない丘の家」の記事を書こうと思っていたところでした。

それから、事後連絡ですみません。リンクを付けさせていただきました。ブログの新参者ですが、よろしくお願いします。
また、おじゃまします。

jacksbeans

Re: こんにちは、はじめまして

> jacksbeansさん、はじめまして!

コメントありがとうございます!
海外ミステリコミュの方ですよね?
何度かjacksbeansさんのブログにも訪問させていただいていたので、とても嬉しいです。^^

> エドガー・アラン・ポーは、好きです。萩尾望都さんの方が、もっと好きかもしれませんが。

そうなんですね~。私も萩尾望都さんは大好きです!

> それから、事後連絡ですみません。リンクを付けさせていただきました。ブログの新参者ですが、よろしくお願いします。

リンクありがとうございます! 嬉しいです。
私もリンクさせてもらってよろしいでしょうか?
最近はあまり本のことが書けていないのですが、本は相変わらず大好きですので。。。
jacksbeansさんのブログも、本選びの参考にさせていただきます。

これからも、どうぞよろしくお願いします。
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二人の子供がいるママです。が、ちょっぴり(?)ヲタクです。
こっそりライターっぽいこともやってます。
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